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(2009-6-8) 士師サムソン part 6 （前回からの続き） やがて一行はティムナに着いた。サムソンの父は娘の家を訪れ、サムソンは娘を妻として迎えることになった。慣習に従い、サムソンは宴会を催した。すると、３０人の客が同席した。 宴会の途中、サムソンは言った。 「あなたたちに謎をかけたい。宴会の続く７日間の間にその意味を説き明かし、言い当てるなら、私は麻の衣３０着、着替えの衣３０着を差し上げる。だがもしもあなたたちがこの謎を解き明かせなかったら、あなたたちが私に麻の衣３０着と、着替えの衣３０着を差し出すのだ。いかがだろうか。」 彼らは言った。「謎をかけてもらおう。聞こうではないか。」 サムソンは言った。 「食べる者から食べ物が出た。 彼らは３日たっても、この謎が解けなかった。どんなに考えても考えても、答えが出ない。 ４日目が来た。悔しくなった彼らは、サムソンの妻に言った。 「夫をうまく言いくるめて、あの謎の意味を我々に明かすようにしてほしい。さもないと、火を放ってあなたを家族もろともに焼き殺す。まさか、我々からはぎ取るために招待したわけではないだろう。」 （次回に続く）
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