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(2007-12-14) ヤコブの死 part 3 （前回からの続き） 遺言の詩を贈ると、ヤコブは言った。「私は間もなく死ぬ。私をどうか、アブラハムとサラが葬られている墓に葬ってほしい。」 それから間もなく、ヤコブは永遠の眠りに就いた。 ヨセフは父の顔に伏して泣き、口づけした。 ヤコブのなきがらは４０日間の防腐処置をされた。このあたりは、古代エジプトにおける埋葬の手続きを思わせる。宰相ヨセフの父の死にあたり、エジプトの国は７０日間の喪に服した。 喪が明けるとヨセフはファラオに申し出た。「どうか、私の父ヤコブを葬るために、カナンの地に行くことをお許しください。私は必ず戻ります。」 ファラオはヨセフの申し出を許可した。 幼い子どもを除く、ヤコブの一族がこの埋葬の旅に出かけた。エジプトの重臣たち・長老たちも同行し、エジプト軍の部隊も同行したため、盛大な行列となった。 約束の場所に父を葬ると、一行はエジプトに戻った。 （「ヤコブの死」は創世記第４７章第２７節〜第５０章第１４節より）
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