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(2007-7-6) イサク 後編 （前回からの続き） リベカがらくだに水を飲ませ終えるのを見届けてから、しもべはリベカに尋ねた。「あなたの親の名を教えてもらえないでしょうか。あなたの家に泊めてもらえませんか。」 リベカは答えた。「私はナホル（＝アブラハムの弟）とミルカの子、ベトエルの娘です。私の家には（らくだにやる）わらも餌もたくさんあります。どうぞ、泊まってください」 しもべは神に感謝した。「あなたはついに、私を主人の一族に導いてくれました」
こうして、しもべはリベカの家に泊まった。かつ、リベカの家族に訪問の目的も告げた。ベトエル（イサクの従兄弟）とその子、ラバンは答えて言った。「これも、神の意志でしょう。どうか、リベカを連れていってください。」 明くる朝、しもべは、リベカを連れてヘブロン目指して帰路に就いた。そうしてヘブロン到着後、イサクとリベカは結婚した。やがてリベカは、双子を胎んだ。お腹の中で二人が押し合うので、リベカは神にお伺いをたてたところ、神はこう予言した。「あなたの胎内には二つの民が宿っており、争っている。兄が弟に仕えるようになる。」 やがて双子が生まれ、兄はエサウ、弟はヤコブと名付けられた。 （旧約聖書 創世記第２４〜２５章から）
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