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(2019-11-20) 捕囚時代のユダヤ人 part 2 （前回からの続き）
捕囚という出来事は、宗教的な課題も突きつけた。かつて神はダビデにこう語った。 「彼が過ちを犯すときは、人間の杖、人の子らの鞭をもって彼を懲らしめよう。私は慈しみを彼から取り去りはしない。あなたの前から退けたサウルから慈しみを取り去ったが、そのようなことはしない。あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる。」 （(2010-11-18) ナタンの預言（ダビデ契約） part 2参照） だが現実にはエルサレムは破壊され、神殿も破壊され、民は捕囚の地で暮らしていた。神は我々を見捨ててしまったのか − これに対する答えとして、「人間の側が、神との契約を破ったからこのような懲罰を受けているのだ」という思想が形成されていった。 （次回に続く）
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