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(2011-7-23) ダビデ王の最期 part 2

(前回からの続き)

 ほどなくして、ダビデは先祖と共に眠りにつき、ダビデの町、すなわちエルサレムに葬られた。ダビデがイスラエルの王であった期間は40年に及んだとされ、ヘブロンにいた期間は7年、エルサレムにいた期間は33年と聖書には記されている。

 ダビデは死期にあたり、以下の言葉を語ったとされる。もしかすると本人の言葉を忠実に記したものではなく、伝承の域を出ないかもしれない。

 

主の霊は私のうちに語り
主の言葉は私の舌の上にある。
イスラエルの神は語り
イスラエルの岩はわたしに告げられる。

神に従って人を治める者
神を畏れて治める者は
太陽の輝き出る朝の光
雲もない朝の光
雨の後、地から若草を萌え出させる陽の光。
神と共にあってわたしの家は確かに立つ。
神は永遠の契約を私に賜る
すべてに整い、守られるべき契約を。
わたしの救い、わたしの喜びを
すべて神は芽生えさせてくださる。

悪人は茨のようにすべて刈り取られる。
手に取ろうとするな
触れる者は槍の鉄と木を満身に受ける。
火がその場で彼らを焼き尽くすであろう。

(列王記上第2章第1節〜第11節、サムエル記下第23章第1節〜第7節より)

 

参考地図1-6-24:王位継承の争い〜ダビデ王の最期

 

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