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(2009-6-25) 士師サムソン part 11 （前回からの続き） ユダの人々は、縛り上げたサムソンをペリシテ人に引き渡した。彼らは歓声を上げてサムソンを引き取った。 ところがユダの人々が帰ると、サムソンはあっさりと縄を引きちぎってしまった。ペリシテ人が驚いていると、サムソンは近くの地面に落ちていた真新しいロバのあごの骨を拾って言った。「お前らごとき、これで充分だ。」 そうしてそのロバのあごの骨でそこら中のペリシテ人を打ち殺していった。目の前の出来事が信じられないペリシテ人の指揮官は言った。 「相手は一人だぞ。何をしている！」 そうして次々とペリシテ人が襲いかかっても、サムソンは疲れも知らず果てしなくペリシテ人を殺し続け、ついには一千人を殺してしまった。さすがにその頃になると、残りの者は恐れをなして逃げてしまった。 彼はうそぶいて言った。
そう言ってから、そのロバのあご骨を投げ捨てた。こうしてその場所はラマト・レヒ（あご骨の高台）と呼ばれるようになった（位置不詳）。 （次回に続く）
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