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(2009-2-2) 士師ギデオン part 8 （前回からの続き） 何と、神はこの３００人で「いなごのように多い」ミディアン人を撃退するのだという。正気の沙汰では無かったが、すでに奇跡を見ていたギデオン（(2009- 1-26) 士師ギデオン part 6参照）は、神の言うとおりにした。 帰ることになった９７００人は、食糧と角笛をその３００人に渡した。そうして彼らは帰っていった。 その夜、神はギデオンに言った。 「起きて敵陣に下っていけ。私は彼らをあなたの手に渡す。もし下っていくのが恐ろしいなら、従者プラを連れて敵陣に下り、彼らが何を話し合っているかを聞け。そうすればあなたの手に力が加わり、敵陣の中に下っていくことができる。」 そこで、ギデオンは従者プラを連れて、闇の中、敵陣の武装兵のいる全線に下っていった。 彼らの明かりの様子が見えた。ミディアン人、アマレク人、東方の諸民族は、それこそいなごのように数多く、平野に横たわっていた。らくだも海辺の砂のように数多く、数え切れなかった。 とにかく怖かったが、ギデオンは勇気をふるって、従者プラとともに前線に接近した。するとそこでは、１人の男が仲間に夢の話をしていた。 （次回に続く）
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