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(2008-10-13) アイの滅亡 part 2 （前回からの続き） 充分にアイの軍を町から遠くまで引きつけたところで、ヨシュアは投げ槍を町に向かって差し伸べた。同じ頃、イスラエルの伏兵は一斉に立ち上がって町に攻め込み、すぐさま火を放ち始めた。 アイの軍勢が気付いたときには、すでに町から昇る煙は天に達していた。呆然としているところに、今まで退却を装っていたヨシュアの軍が反転して攻撃に転じた。やがて町を占領した部隊も町から出てきてアイの軍勢は挟み撃ちに遭い、生き残った者も落ちのびた者もいなくなるほどに打ちのめされた。やがてアイの王は生け捕りにされ、ヨシュアの前に引き出された。 ヨシュアは、アイの民が滅ぼし尽くされるまで、投げ槍を差し伸べた手を下ろさなかった。モーセの例にならったものと思われる（(2008- 3-26) アマレクとの戦い part 2参照）。その日殺されたアイの住民は１２０００人と聖書では記されている。 先に神がヨシュアに命じたとおり、今回はイスラエルの民はアイから得た家畜や戦果品を自分たちのものにした。 こうしてヨシュアはアイを焼き払い、廃墟の丘として打ち捨てた。またヨシュアはアイの王を木に吊して夕方までさらし、太陽の沈むころ、命じてその死体を木から下ろし、町の門の入り口に投げ捨て、それを覆う石塚を築かせた。 （ヨシュア記第８章第１節〜第２９節より）
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