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(2020-11-7)　預言者ゼカリヤ　part 3

（前回からの続き）

　ゼカリヤは夢をみていた。神の使者が戻ってきて、ゼカリヤを私を起こした。使者ゼカリヤに、「何を見ていたのか」と尋ねたので、ゼカリヤは答えた。「私が見ていたのは、すべてが金でできた燭台で、頭部には容器が置かれていました。その上に七つのともし火皿が付けられており、頭部に置かれているともし火皿には七つの管が付いていました。その傍らに二本のオリーブの木があり、一つは容器の右に、一つは左に立っていました。」

　ゼカリヤは言葉をついで、使者に尋ねた。「主よ、これは何でしょうか。」　使者は答えて、「これが何か分からないのか」と言ったので、ゼカリヤが「主よ、分かりません」と言うと、 彼は答えて言った。「これがゼルバベルに向けられた主の言葉である。

　武力によらず、権力によらず
　ただわが霊によって、と万軍の主は言われる。

　大いなる山よ、お前は何者か
　ゼルバベルの前では平らにされる。
　彼が親石を取り出せば
　見事、見事と叫びがあがる。」

　また神の言葉がゼカリヤに臨んだ。

「ゼルバベルの手がこの家の基を据えた。
　彼自身の手がそれを完成するであろう。
　こうして、あなたは万軍の主が私を
　あなたたちに遣わされたことを知るようになる。

　誰が初めのささやかな日をさげすむのか。
　ゼルバベルの手にある選び抜かれた石を見て
　喜び祝うべきである。
　その七つのものは、地上をくまなく見回る主の御目である。」

　ゼカリヤは言葉をついで使者に尋ねた。「燭台の右と左にある、これら二本のオリーブの木は何ですか。」　ゼカリヤは重ねて彼に尋ねた。「その二本のオリーブの木の枝先は何ですか。それは二本の金の管によって、そこから油を注ぎ出しています。」　使者がゼカリヤに、「これが何か分からないのか」と言ったので、ゼカリヤは「主よ、分かりません」と答えると、 彼は、「これは全地の主の御前に立つ、二人の油注がれた人たちである」と言った。

（次回に続く）

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