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(2009-1-8) 士師ギデオン part 1 ところが、イスラエルの人々はまたもや「主の目に悪とされることを行った。」 再び、異神を拝んだりしたのであろう。 すると神は彼らを７年間、ミディアン人の手に渡した。 ミディアン人は強大となり、イスラエルの人々を脅かすようになった。イスラエルの人々は彼らを避けるために山の洞窟や要塞を利用した。イスラエルの人々が種を蒔くと、決まってミディアン人は、アマレク人や東方の諸民族と共に上ってきて攻め立てた。 彼らはイスラエルの人々に対して陣を敷き、この地の産物をガザに至るまで荒らし、命の糧となるものは羊も牛もロバも何も残さなかった。彼らは家畜と共に天幕を携えて上ってきたが、それはイナゴの大群のようで、人もラクダも数知れなかった。彼らは来て、この地を荒らし回った。イスラエルはミディアン人のためにはなはだしく衰えたので、イスラエルの人々は神に助けを求めて叫んだ。
すると、神は１人の預言者をイスラエルの人々に遣わせた。預言者は語った。 「イスラエルの神、主はこう言われる。『私はエジプトからあなたたちを導き上り、奴隷の家から導き出した。私はあなたたちをエジプトの手からだけでなく、あらゆる抑圧者の手から救い出し、あなたたちの赴く前に彼らを追い払って、その地をあなたたちに与えた。なのにあなたたちは私の声に聞き従わず、アモリ人の神を畏れ敬っている。』」 同じ頃。神の使者が、オフラにあるテレビンの木の下に座った。これはマナセ族アビエゼルの人ヨアシュのものであった。その近くでは、ヨアシュの子ギデオンが、ミディアン人に奪われるのを避けるために酒ぶねの中で小麦を打っていた。神の使者は彼に近づいて言った。 「勇者よ。主はあなたとともにおられます。」 （次回に続く） 参考地図1-5-3：士師ギデオン
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