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(2009-1-19) 士師ギデオン part 4 （前回からの続き） その夜、神はギデオンに命じた。 「あなたの父の若い雄牛１頭、すなわち７歳になる第二の若い牛を連れ出し、あなたの父のものであるバアルの祭壇を壊し、その傍らのアシェラ像を切り倒せ（アシェラはカナン地方の土着の女神で、豊穣を司る神。イスラエルの側からすれば異神）。あなたの神、主のためにこの砦の頂上に、よく整えられた祭壇を造り、切り倒したアシェラ像を薪にしてあの第二の雄牛を焼き尽くす捧げ物として捧げよ。」 ギデオンは召し使いの中から１０人を選び、神が命じたとおりにした。だが、父の家族と町の人々を恐れて日中を避け、夜中にこれを行った。
翌朝早く。町の人々が起きてみると、バアルの祭壇が壊され、その傍らのアシェラ像も切り倒されていた。築かれた祭壇の上に若い牛が捧げられているので、人々は口々に「誰がこんなことをしたのか。」と言った。彼らは尋ね回り、やがてヨアシュの子ギデオンの仕業だということがわかった。 町の人々はヨアシュに言った。「息子を出せ。お前の息子は殺さねばならない。バアルの祭壇を壊し、傍らのアシェラ像も切り倒した。」 （次回に続く）
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