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(2018-8-18) エレミヤ、神殿で語る part 1 時代はくだり、ヨヤキムの治世になった（(2018- 6-10) ユダの王ヨアハズ／ユダの王ヨヤキム参照）。ヨヤキムの治世の初めに、神の言葉がエレミヤに臨んだ。 「主はこう言われる。主の神殿の庭に立って語れ。ユダの町々から礼拝のために主の神殿に来るすべての者に向かって語るように、私が命じるこれらの言葉をすべて語れ。ひと言も減らしてはならない。彼らが聞いて、それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない。そうすれば、わたしは彼らの悪のゆえに下そうと考えている災いを思い直す。彼らに向かって言え。主はこう言われる。もし、お前たちが私に聞き従わず、私が与えた律法に従って歩まず、私のしもべである預言者たちの言葉に倦むことなく聞き従わないならば − お前たちは聞き従わなかったが − 私はこの神殿をシロのようにし、この都を地上のすべての国々の呪いの的とする。」 「主の神殿の庭に立って語れ」というのは、すなわち、エルサレムの神殿で語れ、ということである。「この神殿をシロのようにし」というのは、北イスラエルがアッシリアにより滅ぼされた際に、シロもまた滅ぼされたか、あるいは遺棄されたことを指しているのではないかと思われる。エレミヤ書第７章第１２節以下で示唆されているシロの姿から私はそう判断する。以下、エレミヤ書のこの部分を引用する。
「エフライムの子孫をすべて投げ捨てた」というのは、北イスラエルの滅亡を指している。なお、北イスラエル滅亡の際にシロがどのような運命をたどったかまでは、列王記や歴代誌には記されていない。 （次回に続く） 参考地図1-8-14：エレミヤ、神殿で語る
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