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(2009-1-22) 士師ギデオン part 5 （前回からの続き） するとヨアシュは、責め立ててやまない人々皆に向かって言った。 「あなたたちはバアルをかばって争うのか。バアルを救おうとでもいうのか。バアルをかばって争う者は、朝とならぬうちに殺される。もしバアルが神なら、自分の祭壇が壊されたのだから、自分で争うだろう。」 ギデオンがバアルの祭壇を壊したので、「バアルが彼と争うがよい」と言って、父ヨアシュはその日、息子ギデオンをエルバアル（バアルは自ら争う、の意）と呼んだ。結局、ギデオンには何の祟りも起きなかった。
やがてミディアン人、アマレク人、東方の諸民族が皆、結束して川を渡ってきて、イズレエルの平野に陣を敷いた。 同じ頃。神の霊がギデオンを覆った。ギデオンが角笛を吹くと、彼の一族、アビエゼル一族の者たちが集まってきた。彼がマナセの隅々にまで使者を送ると、マナセ族の人々もまた集まってきた。アシェル族、ゼブルン族、ナフタリ族にも使者を遣わすと、彼らも上ってきて合流した（それぞれ、古代イスラエル１２部族の中の部族。各部族の分布については(2008-11-10) 土地の分配参照）。その数は最終的には３万２０００人に達した。 いよいよ決戦が控えていたが、ギデオンはなおも自信が持てなかった。そこで彼は、神を試みることにした。 （次回に続く） 参考地図1-5-3：士師ギデオン
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